1年弱程度続けていたガウディアですが、諸事情により公文への復帰となりました。
理由はいくつかあるのですが・・・。
ガウディアをやめたいくつかの理由
成果がイマイチわからなかった
ガウディアの教材は大まかには気に入っていたのですが、公文にあるしつこさというか、粘りというものが薄いなあ、と感じました。一言で言えば、繰り返しが少ないので普段触れていない漢字を習得しようとしても身についた感じがしませんでした。
公文では、これでもかというぐらい同じ問題を解かせることで未知な領域においてもなんとなく身についていくというか、無理やり覚えさせることができていました。
一方、ガウディアは教材の質を重視しているためか、くり返し同じ問題を解かせることで身に着けさせるという視点が欠けており、新たに何かを身につけるということに対して難しいな、という感想です。実際、公文で漢字をずっとやっていたものに関してはかなり身についていたのですが、ガウディアに移ってからはあまり漢字や知識が大きく広がった感触がありませんでした。
進捗の調節が難しかった
娘が通っていたガウディアでは、教材の進捗速度を自由に変えることができませんでした。すでに身についているところだから1日の宿題量を増やすことや、まだ身についていないところだからもう一回戻って復習することなどがあまりできませんでした。
公文も割とマニュアル的に進めている印象があったのですが、ガウディアはそれよりもっとマニュアル的な感じがしました。
もちろん、運営者や教える人によって一概にどちらがどうだとは断言できないのですが、娘が通っていたところではあまり方針が合いませんでした。
量が少ない
1点目と理由がかぶるのですが、1ページあたりの問題が少なく、結果的に宿題量も少ないといった感じがしました。
ガウディアの教材は教材の紙が大きく、スペースなどの余白も十分あるので子供にとってみても、親にとっても見やすい教材でした。でも、まだメモがあまり必要ない学年であれば同じ枚数をこなすのであればたくさん問題が載っている方が達成感は同じでもこなしている問題数は多いので、公文の宿題量の方が多くなるといった印象です。
値段
これは住んでいる地域にも依存するのでなんとも言えないですが、公文と比較するとガウディアでは学費が高かったです。
小学校の低学年でドリルをする習慣を身に着けさせるだけであれば公文であってもガウディアであってもあまり違いがなく、結局やっていることは家庭での学習を教室で丸付けして宿題をもらってくる、という繰り返しです。であれば安いほうがいいんじゃない?というのが率直な感想です。
教室に通う必要がある
基本的にガウディアであっても公文であっても教室に週2回とか通うのが普通です。
一方で、公文やガウディアがない地域に住んでいたり、遠隔地に住んでいたりする家庭において教室に通うのが困難な場合もあるわけです。まあ、教室にこないんであれば公文やガウディアをする必要はないのですが、特殊ケースに対応してくれたのが公文だけでした。
ガウディアから公文へ
以上のような理由からガウディアをやめて公文に戻ることになりました。
しかしながら、公文を絶対的な教材として称賛しているわけではなく、あまり親が見てあげられない事情からくる妥協点での公文です。本来であればあまり公文好きでないパパですので、通わせたくはないのですが、基本的なことを身に着けさせるという点ではいいのかなと思っているため、公文をさせる予定です。